<具体例 その1>
「なんで〜〜できないの?」を魔法の質問に変えると・・?
ついつい言ってしまう、「なんで?」という質問。
実は、この「なんで?」は尋問になりやすいのです。
例えば。。
会話で考えてみましょう。
Aさんは3人の友達と待ち合わせをしています。
Aさんは時間通りに来ました。
他の3人は15分遅れました。
そこで、Aさんが質問します。
・・・・・・・・・・
Aさん:「なんで遅刻したの?」
Bさん:「渋滞してて・・・」
Cさん:「目覚ましが鳴らなくてさ〜」
Dさん:「服選びに時間かかっちゃった。。」
・・・・・・・・・・
Aさんの「なんで?」という質問に対して、
遅刻をしてきた3人は何を言っているでしょうか?
:
:
そう、言い訳ですね^^
「なんで?」で質問すると、必ず、言い訳がかえってきます。
では、
おなじシチュエーションで、
質問だけ変えますね。
魔法の質問に・・・・
「なんで〜?」から「どうしたら〜できる?」へ。
・・・・・・・・・・・・・
Aさん:「どうしたら遅れないで来れる?」
Bさん:「渋滞を予想して、早めに出るようにするよ」
Cさん:「目覚ましを二つかけようかなー」
Dさん:「前の晩に来ていく服を準備しておくよ!」
・・・・・・・・・・・・・・
さて、今回、3人は何を言っているでしょう?
そう!
改善策だったり、次にこうしようというアイデアがでて来ました。
おなじシチュエーションに関わらず、
質問の仕方を少し変えただけで・・・
相手の答えが変わりましたね!
そうなんです!
質問を変えると、相手の答えが変わります。
そして、行動が変わります。
相手の行動、相手の未来を良くする質問、
それが魔法の質問です。
この3人は、次、待ち合わせをする時には、
きっと、待ち合わせに遅れないでしょう。
なぜなら〜
「自分で、こうしよう!」とアイデアを出したから!
人は、自分で決めて、話したことは、実行しやすいものです。
目の前の人の未来が良くなる質問、
魔法の質問をぜひ使ってみてください。
「なんで?」を辞めて、
「どうしたら〜〜できると思う?」に変えてみませんか?
<具体例 その2>
「調子はどう?」を魔法の質問に変えると・・・
久しぶりにあった知人にこう質問します。
「最近、調子はどう?」
すると、
「うん、まあまあかな・・・」とか
「あんまりうまくいってなくてさ・・」など
の返事が返って来ることが多いのではないでしょうか?
人は(特に日本人は)、
できていないところにフォーカスしてしまうようです。
そこで、
「調子はどう?」を魔法の質問に変えてみましょう!
「調子はどう?」を「うまくいっていることはなに?」へ・・
Aさん「最近うまくいってることは何ですか??」
Bさん「仕事は忙しいけど、休日の過ごし方が充実しているよ!」
Bさんの表情、予想してみてください。
「調子はどう?」ー「まあまあかな〜」よりも、
明るくて、嬉しそうだと思いませんか?
それは、Bさんが楽しい休日のことを考えているからです♫
このように、嬉しい・楽しい気持ちに、意識を向けさせる質問も、魔法の質問です。
『今日、学校どうだった?』を
『今日、学校で、何が楽しかった?』に変えてみませんか?